ジロ・デ・イタリア2019中盤戦―10~15ステージ&謎の公式カバーアート

日曜の疲れが火曜まで残ってしまうA田です。鉄人アダム・ハンセンは年下です。(年齢の問題じゃないか)

週末のロードレース観戦、ツアー・オブ・ジャパン、ハンマーシリーズ スタヴァンゲル、そしてジロ・デ・イタリア山岳マッチと、大忙しでしたね。追い付くのが大変でしたorz

ツアー・オブ・ジャパンの概要はこちら「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)を見よう! 各ステージ、配信・放送情報まとめ

ハンマーシリーズ、未視聴の方はJ SPORTSオンデマンドでぜひ「ハンマーシリーズのここが「弱虫ペダル」―画期的な形式、ルールを解説!

今回は序盤戦と同じように、ジロ・デ・イタリア中盤戦第10~15ステージのリザルトを振り返ってみます。

ジロ・デ・イタリア2019中盤戦の結果まとめ

まず、いつものように表にまとめてみます。

総合順位にポイント賞(マリア・チクラミーノ)、山岳賞(マリア・アッズーラ)、新人賞(マリア・ビアンカ)も併記しています。また、第15ステージの総合順位は5位まで記載しました。このあと、モレマ、ポランツェ、イェーツ、シヴァコフ、MA.ロペスと続きます。

序盤戦のリザルトはこちら「ジロ・デ・イタリア2019序盤戦―1~9ステージ&公式カバーアート

日程Stgコースなど優勝総合順位
5/21(火)10ど平坦 145kmアルノー・デマール
(2位ヴィヴィアーニ)
1.コンティ
2.ログリッチェ+01:50
3.ピーターズ +02:21
ポイント賞:アッカーマン
山岳賞:チッコーネ
新人賞:ピーターズ
5/22(水)11ど平坦206kmカレブ・ユアン1.コンティ
2.ログリッチェ+01:50
3.ピーターズ +02:21
ポイント賞:デマール
山岳賞:チッコーネ
新人賞:ピーターズ
5/23(木)121級山岳あり
146km
チェザーレ・ベネッティ1.ポランツェ
2.ログリッチェ+04:07
3.コンティ +04:51
ポイント賞:デマール
山岳賞:ブランビッラ
新人賞:ヒュー・カーシー
5/24(金)13山頂finish
188km
イルヌール・ザカリン1.ポランツェ
2.ログリッチェ+02:25
3.ザカリン +02:56
ポイント賞:デマール
山岳賞:チッコーネ
新人賞:シヴァコフ
5/25(土)14山岳 131kmリチャル・カラパス1.カラパス
2.ログリッチェ+00:07
3.ニバリ +01:47
ポイント賞:デマール
山岳賞:チッコーネ
新人賞:シヴァコフ
5/26(日)15山岳 237kmダリオ・カタルド1.カラパス
2.ログリッチェ+00:47
3.ニバリ +01:47
4.マイカ +02:35
5.ランダ +03:35
ポイント賞:デマール
山岳賞:チッコーネ
新人賞:シヴァコフ

中盤戦はこの辺を走りました。

再びやっつけ

北西部を走りました。最終週は北東部です

10th. 初山選手が再び逃げ!そしてデマール貫禄の勝利

はじめての休息日明けの第10ステージ、再び逃げにのって魅せてくれたNIPPO ヴィーニファンティーニ・ファイザネの初山翔選手。バルディアーニCSFのコヴィーリとふたりで115kmを逃げました。

第3ステージでの初山選手の単独逃げはこちら「ジロ・デ・イタリア2019―NIPPOの初山翔選手が144kmを単独逃げ!フーガ賞獲得

残り1kmで集団落車が発生。きっかけは、マリア・チクラーミーノ着用のボーラ・ハンスグローエのパスカル・アッカーマン。

アッカーマン落車! 集団スプリントを制したのはデマール
@giroditalia

そしてスプリントを制したのは、グルパマFDJのアルノー・デマール。2016年のミラノ~サンレモ勝者でツール・ド・フランスでも二度ステージ優勝している、27歳のフランス人スプリンター。意外にもこれがジロ初勝利でした。

FDJジャージとコズミックコラボ
@giroditalia

11th.カレブ・ユアン2勝目!明暗の分かれたスプリンター勢

ど平坦の第11ステージをもって、スプリンターの戦いはほぼ終わり。悲喜こもごものリザルトについて、このブログでも記事にしています。

「第11ステージの光と影」などという、ひとこまになってます

というわけで、勝ったのはロット・ソウダルのカレブ・ユアン!

2乗になったユアン。ジロはここまで。次はTDFだ!
@giroditalia

12th.逃げ集団の牽制からチェザーレ・ベッティーニがキャリア最大の勝利

アルプス山脈に近づいてきた第12ステージ。25名の大逃げ集団のなかから、抜け出し、追いつきのサバイバル合戦が繰り広げられたステージ優勝争い。「最後まで踏み切った」という、ボーラ・ハンスグローエのベネデッティがキャリア初優勝を飾りました。

最後まで誰が勝つかわからない、ハラハラの展開
Giro d’Italia 2019 | Stage 12 Highlights | Cycling | Eurosport

ベネデッティは、イタリア生まれの31歳。スプリント集団にいたブランビッラやカペッキ、カルーゾは皆イタリアの同年代で、ジュニアで一緒に走っていたそうです。

プロ入り以来、アシストに徹して10年。嬉しいキャリア最大の勝利!

実物はほぼトム・クルーズなヤン・ポランツェ
@giroditalia

・・・と思ったら公式カバーアートは、マリア・ローザをチームメイトのコンティから引き継いだ、UAEチーム・エミレーツのヤン・ポランツェ。

ベネデッティはゴールシーンをどうぞ。

勝利へ踏み切ったベネデッティ
@giroditalia

「最後の登りで先頭(ブランビッラとカペッキ)から遅れたけど、彼らは牽制してペースが落ちるだろうと思っていた。そして下り区間で挽回して先頭に合流。長めのスプリントになったけど、最後まで踏み切る力が残っていた。ジュニア時代のレースの教訓で、早めに勝利を確信してはいけないと肝に免じていたので、フィニッシュラインを切るまで踏み続けたよ」

cyclowired.jp「 ベネデッティがキャリア初勝利 ポランツェがコンティからマリアローザを引き継ぐ

ボーラ・ハンスグローエの乾杯シーンもどうぞ。 左手前 、前日にチクラミーノを失ったのアッカーマンも心から嬉しそう。ベネデッティは右はじに見え隠れしてます。

https://twitter.com/BORAhansgrohe/status/1131643052802682880
おめでとう!
@BORAfansgrohe

13th.1級山岳で総合本命勢を振り切ってイルヌール・ザカリンが勝利

久々の強いザカリンを見た気がしましたね~。もう29歳なんですね。

「不思議ちゃん」と呼ばれることもあるカチューシャ・アルペシンのエース、イルヌール・ザカリンは、強かったり弱かったりしつつ、これまでグラン・ツール2勝、表彰台にも立ったことがあります。

そんなザカリンが残り5kmでアタック。強豪たちをちぎり、唯一追いかけたミケル・ニエベも引き離し、山頂フィニッシュ!

後ろの総合勢の争いもカバーしつつの、ハイライト
@giroditalia

さほど競っていなくともジャージの前を閉めずにゴール。それが「安定のザカリン」な気がします。

ロシア国旗と雪山を見事に融合。そして安定のジャージはだけゴール
@giroditalia

14th.リチャル・カラパスが独走勝利!マリア・ローザも獲得

山岳連戦も、いよいよ佳境。第14ステージは131kmと短距離ながら、総獲得標高差4,000mというギザギザステージ。

この日は、モビスターのリチャル・カラパスが今ジロ2勝目。すでに第13ステージの積極的な走りで総合6位にジャンプアップしていましたが、この日ついにマリア・ローザに袖を通しました。

この日はモビスターの勝利!
@giroditalia

実を言うと、チームとしてあらかじめ予定していた作戦を実行に移したんだ。ミケル・ランダとともに調子の良さを感じていたので、タイミングを見計らってアタックした。全て作戦通りだった。

cyclowired.jp「アオスタの難関山岳ステージで独走勝利したカラパスがマリアローザを獲得
ORGULLO(西:誇らしさ)乙女チックなカラパス

モビスターのミケル・ランダも総合5位に。ジャンプ・アップ。モビスターの勝利といえますね。いよいよ、チーム力をあげての山岳戦になってきました。

15th.鮮やかな逃げ勝利!

イル・ロンバルディアの山岳コースを取り入れた第15ステージ。14km地点でアスタナのダリオ・カタルド、アンドローニジョカトリ・シデルメクのマティア・カッタネオの2人逃げが決まり、ずっとそのまま。

34歳のベテランイタリアレーサー、カタルドがステージ優勝を決めました。

そのとおり
@giroditalia

安定して強いイメージがありますが、ジロでは初優勝です。

Sweetつながりの乾杯風景
@AstanaTeam

後ろでは激しい総合争いが繰り広げられました。総合でやや遅れをとっていたサイモン・イェーツが何度もアタックを仕掛ける積極的な走り。また、ニバリも下りで強烈なアタックをしたりと強さと経験を見せつけました。マリア・ローザのカラパスも粘って、キープ。

ログリッチェがメカトラや落車でタイムを失う結果となりました。

いよいよ総合争い本番! 休息日明けはチマ・コッピ(改)ステージ

休息日明けて第16ステージは、チマ・コッピ(ジロのなかで一番高い峠)を通る予定でしたが、積雪のため、コース変更になるようですね。

雪壁に覆われた峠は、ジロのみどころのひとつ。「こんなところ走らせるの!?」という道、今までもいっぱいあったと思うのですが、今年はコース変更になるくらいヤバイということですね。

悪天候のステージも多く、過酷なレースが続きますが・・・

いよいよ最終週。

楽しみです!

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