ハンマーシリーズのここが「弱虫ペダル」―画期的な形式、ルールを解説!

ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)、ついに最終東京ステージですね。来年こそは、しがらみから逃れて現地で見たいA田です。

一方で、ジロ・デ・イタリアは山岳の戦いが本格化しています。

さらに、一昨日からJ SPORTSで「ハンマーシリーズ スタヴァンゲル」の放送・配信がスタートしています。で、今日が最終日。

このレースが始まったころ、J SPORTS解説の栗村さんが「リアル弱虫ペダル」だと言っていましたが、どういうレースなのでしょうか?

というわけで今回は、ハンマーシリーズの「ここが弱ペダ」を軸にルールや形式をご紹介します。

念のため「弱虫ペダル」はこの漫画です

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ハンマーシリーズは始まって3年。新しい形式のレース

ハンマーシリーズ(Hammer Series)は、2017年にUCIヨーロッパツアー、カテゴリ2.1で始まりました。2018年からは「ハンマーシリーズ+都市名」で、UCIコンチネンタル・サーキットという大陸ごとに行われる年間シリーズ戦のひとつとなりました。

名前のとおり、「ハンマーシリーズ」も3つの舞台を持つシリーズ戦になっています。

まずは、2019年の開催日程

  • 5/24(金)~26(日) ハンマーシリーズ スタヴァンゲル
  • 6/7(金)~9(日) ハンマーシリーズ リンブルフ
  • 10/12(土)~13(日) ハンマーシリーズ 香港

放送予定、コース詳細、スタートリストはこちら「J SPORTS ハンマーシリーズ

開催地は、ノルウェーの北海沿岸の街スタヴァンゲル、オランダ南部のリンブルフ州、そして香港。

それぞれ3日間、3日間、2日間のレースです。各都市の結果順位に応じてポイントが付与され、一番ポイントが多かったチームがその年のハンマーシリーズの年間チャンピオンになります。

ええ、チームです。

ここが弱ペダ:完全チーム対抗戦

このレースの新しいところ。それが「完全チーム対抗戦」であるということ。

既存のロードレースはチームで戦うけれど、優勝するのは個人。そこが複雑で面白いところではありますが、裏を返せば「わかりにくい」。

そこで ハンマーシリーズ では、ロードレースの「チームスポーツであること」に焦点を当て、さらに「わかりやすさ」「見やすさ」「エンターテイメント性」を目指したのだそうです。

勝つのはチーム。シャンパンファイトもチームで。昨年の優勝はミッチェルトン・スコット
@HammerSeries

『弱虫ペダル』は言わずと知れたロードレースがテーマの少年漫画ですが、高校ごとに競うインターハイが舞台です。ゴールするのは個人ですが、勝つのはチーム。少年漫画の王道です。

まあ、弱虫ペダルでは、個人としての総合優勝者もいましたが、ハンマーシリーズには個人の勝者はいません

スタヴァンゲル初日の放送でも、実況の永田実さんと解説の飯島誠さんが「一年目の開催では選手もルールが飲み込めてなくて、一番でゴールした選手がガッツポーズしてしまいました」と振り返っていました。

ここが弱ペダ:ヒルクライム、スプリント、そしてハンマーチェイス

弱虫ペダルのインターハイは3日間のステージレースで、それぞれがスプリントステージや山岳ステージになっています。

ハンマーシリーズも基本的に3日間で行うレースです。

1日目「ハンマー・クライム」=勾配のある周回コース、2日目「ハンマー・スプリント」=平坦な周回コース、3日目「ハンマー・チェイス」=チームタイムトライアル。(香港は「クライム」なし、「スプリント」と「チェイス」の2日間)

弱虫ペダルには、タイムトライアルはありません。が、ロードレースの要素をぎゅっと詰め込んでいるところが似ていますね。

ちなみにハンマーシリーズは各チーム7名で出場し、種目ごとに5名を選んで出場します。弱虫ペダルはチーム6名が3日間出ずっぱりですね(どんどんリタイアしていくけど、そこにドラマがある)。

ここが弱ペダ:時間差スタートで1位のチームが一目瞭然

弱虫ペダルのインターハイでは、2日目、3日目のスタートは前日のゴールタイムをもとにした着順スタートになります(箱根駅伝の復路みたいな。ただし弱虫ペダルは個人毎の着順スタートなんですが・・・ )。

ハンマーシリーズ1日目の「ハンマー・クライム」、2日目「ハンマー・スプリント」はそれぞれ周回コースで、フィニッシュ地点を越える度に着順でポイントが与えられます。

このポイント順 で、最終日の「ハンマー・チェイス」のチームタイムトライアルがスタート。最終日で一番に4人がゴールしたチームが優勝です。

このようになります↓。2017年初開催のときのハンマー・チェイス。伝説となった「チーム・スカイウェブ」。

解説らしき人が「Never seen this, before」と叫ぶ、初回ハンマー・チェイス
Hammer Series Stage 3 Final 1km

今、 どのチームが 1位なのか一目瞭然であること

これが弱ペダとハンマーシリーズの、大きな特色ですね。

弱虫ペダルの作者の渡辺航先生も「読者にわかりやすいように、こういうルールにした」と言っていました。

クライム、スプリントなど弱ペダでしっかり覚えました

うちでは弱虫ペダルのアニメを録画していたのですが、昨年小学校低学年の子どもたちが見るようになり、しっかりはまりました。やっぱりわかりやすいんですね。

わかりやすくてエキサイティング。それがハンマーシリーズ

どうでしょうか。少年チャンピオンを読んでいたころのようにワクワクできそうですか?

こんな記事じゃよく分からない?

それなら、百聞は一見に如かず。

J SPORTSオンデマンドならまだ見られますよ「J SPORTS ハンマーシリーズ

今日のハンマーシリーズ スタヴァンゲルの最終日、ハンマー・チェイス。上の動画でもお分かりかと思いますが、一番面白いところです。

トレック・セガフレドの別府史之選手も出場していますよ!

楽しみです!

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