【ツールドフランス2020】第10〜15ステージ——ヒルシです。とやはり言っておきたい

もうツールドフランスが終わって1週間以上経ちました。

すでに結果について記事を書いてしまいました。あまりに衝撃的だったので… 順番は逆転してしまいましたが、足早に2週目の振り返ります。

実は、3週目始まる前に概ねこの記事は書いてました(その後ツール視聴だけで手一杯で寝かせてた)。3週目どうなるかわからないで書いているので、その点、ご承知ください。

1週目のまとめはこちら

誰が勝ったっけ?と思い出すための一覧

間違ってたら、すみません……。

日程Stgコースステージ勝利総合順位
8/29(土)1平坦 156km
ニース
アレクサンダー・クリストフ(UAEチーム・エミレーツ)順位無効
8/30(日) 2上級山岳186km
ニース
ジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ)1.アラフィリップ
2.アダム・イェーツ +0:00:04
3.ヒルシ +0:00:07
8/31(月)3平坦198km
ニース~シストロン
カレブ・ユアン(ロット・スーダル)1.アラフィリップ
2.アダム・イェーツ
3.ヒルシ
9/1(火)4中級山岳160.5km
シストロン~オルシエール・メルレット
プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィズマ)1.アラフィリップ
2.アダム・イェーツ+0:00:04
3.ログリッチ+0:00:07
4.ポガチャル+0:00:11
9/2(水)5平坦183km
ギャップ~プリヴァ
ワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ)1.アダム・イェーツ
2.ログリッチ+0:00:03
3.ポガチャル+0:00:07
4.ギョーム・マルタン+0:00:09
5.ベルナル+0:00:13
9/3(木)6中級山岳 191km
ル・テイユ~モン・テグアル
アレクセイ・ルツェンコ(アスタナ)同上
9/4(金)7平坦 168km
ミヨー~ラヴォール
ワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ)1.アダム・イェーツ
2.ログリッチ+0:00:03
3.ギョーム・マルタン+0:00:09
4.ベルナル+0:00:13
9/5(土)8上級山岳 141km
カゼール・シュル・ガロンヌ~ルーダンヴィエル
ナンズ・ピーターズ(AG2R)1.アダム・イェーツ
2.ログリッチ+0:00:03
3.ギョーム・マルタン+0:00:09
4.バルデ +0:00:11
5.ベルナル+0:00:13
キンタナ、ロペス、ウラン
9.ポガチャル +0:00:48
9/6(日)9上級山岳 153km
ポー~ラランス
タデイ・ポガチャル(UAE)1.ログリッチ
2.ベルナル +0:00:20
3.ギョーム・マルタン+0:00:28
4.バルデ +0:00:30
5.キンタナ、ウラン+0:00:32
キンタ
7.ポガチャ+0:00:44
9/8(火)10平坦 168.5km
イル・ドレロン~イル・ド・レ
サム・ベネット(クイックステップ)総合変化なし
ポイント賞:ベネット
山岳賞:コヌフロワ
新人賞:ベルナル
9/9(水)11平坦 167.5km
シャトライオン・ブラージュ~ポワティエ
カレブ・ユアン(ロット・スーダル)同上
9/10(木)12中級山岳 218km
ショーヴィニー~サランコレーズ
マルク・ヒルシ(サンウェブ)同上
9/11(金)13上級山岳191.5km
シャテル・ギュイヨン〜ピュイ・マリーカンタル
ダニエル・マルティネス(EF)1.ログリッチ
2.ポガチャル +0:00:44
3.ベルナル +0:00:59
4.ウラン +0:01:10
5.キンタナ +0:01:12
新人賞:ポガチャル
9/12(土)14平坦194km
クレルモン・フェラン〜リヨン
ソーレン・クラウアナスウン(サンウェブ)同上
9/13(日)15上級山岳 174.5km
リヨン~グラン・コロンビエ
タデイ・ポガチャル(UAE)1.ログリッチ
2.ポガチャル +0:00:40
3.ウラン +0:01:34
4.M.A.ロペス +0:01:45
5.アダム・イェーツ +0:02:03
6.ポート +0:02:13
9/15(火)16上級山岳164km
ラ・トゥール・デュ・パン〜ヴィラール・ド・ランス
9/16(水)17上級山岳170km
グルノーブル〜メリベル ラ・ローズ峠
9/17(木)18上級山岳 175km
メリベル~ラ・ロシュ・シュル・フォロン
9/18(金)19平坦 166.5km
ブール・カン・ブレス~シャンパニョル
9/19(土)20個人TT 36.2km
リュール~ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ
9/20(日)21平坦 122km
マント・ラ・ジョリ~パリ シャンゼリゼ

第10ステージ:サム・ベネット悲願のマイヨ・ヴェールを着る

2週目早々のスプリントステージでは、マイヨヴェール争いでサガンを追うドゥクーニンク・クイックステップのサム・ベネットが勝ちました。90年生まれが勝ってくれたわけですよ。

昨年まではボーラ・ハンスグローエにいて、サガン、パスカル・アッカーマンに次ぐ3番手スプリンターに甘んじていました(昨年サガンはツール、アッカーマンはジロでポイント賞。ベネットはブエルタで2勝。ボーラすごいな)。

悲願のツール初勝利、そしてマイヨヴェール着用です!

この記事ではベネットは応援対象外になってる。ごめんね

そして、翌日、さらなるドラマが……!

第11ステージ:サガンがペナルティを喰らい、マイヨヴェール遠ざかる

ゴール前、ユアン、ベネット、ファン・アールト、サガンが4人で競り合いました。勝ったのはユアン。今年も強い!

そして、その数秒前。

上空からみて一番右手にいたサガンが、その隣にいたファン・アールトを肘でぐいっと押したのです。これが危険行為とみなされ、サガンのこの日のポイントは全て没収され、順位はビリに降格となりました。サム・ベネットと競っていたマイヨ・ヴェールは一段と遠くへ。

厳しくないか!?

と、思いました。しかし、やはり危険行為。決定は覆りません。ここからサガンが奮起して、マイヨヴェール争いが面白くなればいいなと。

第12・14ステージ:サンウェブ祭りキター

第12ステージ。1週果敢に逃げてはあと一歩のところで勝利をつかめずにいたヒルシが、ついに勝ちました!

ヒルシです…1週目敢闘賞止まりやったけど、ついに勝てたとです」的な感じで日本のファンも歓喜しました。

そして、1日おいて第14ステージ。ソーレン・クラウアナスンも勝ちましたー。2018年にパリ〜トゥールを勝っていて、今年もパリ〜ニースで1ステージ勝利していますね。

ツールはパリニースの3倍忙しいよ

第13ステージ:ピンク祭りもキター!

第13ステージは、EFプロサイクリングのダニエル・マルティネスが勝ちました!

表彰台では、サイケなマスクも見ることができました!

ダニエル・マルティネスは今年のドーフィネで総合優勝。来年はイネオスに移籍決定

第15ステージ:ガッチャガチャの総合争い。でも、スロベニアの2人は盤石

ポガチャル2勝目〜!!

そして、イネオスのエガン・ベルナルが決定的に遅れてしまいました…。

ついに、イネオス(旧スカイ)がツール総合優勝を逃す日がきました。2015年以来です。

アシュラマンじゃ勝てなかったか…!

キンタナも遅れました……。

しかし、というかなんというか、リッチー・ポートがタイム差を詰めましたよ。

リッチー・ポートを応援しているので

イネオス陥落、2週目もマイヨジョーヌを守り通して、盤石なログリッチ。あと、ポガチャルすごいな。という感想でしたよね。この時までは。(←ここの部分はツール終わって1週間後の現在書いてます)

3週目に続きます。

tdf2020
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