【J Sportsロード2021中継始め】ツール・ド・ラ・プロヴァンス【今年のイネオス】

今年のバレンタインデーは、コロナ禍のため家庭内で完結しました。A田です。

2月11日からJ Sportsで始まった、ツール・ド・ラ・プロヴァンスも最終日を迎えました。

ツール・ド・ラ・プロヴァンスとは

ワールドツアーのすぐ下のカテゴリ、UCIプロシリーズのレース。南仏を走る4日間のステージレースで、今年で6回目の開催となります。山岳ステージではツールでおなじみのモンバントゥーに登ります(途中まで)。

J Sportsでは今年が初中継。

歴代優勝者

  • 2020 ナイロ・キンタナ
  • 2019 ゴルカ・イサギレ
  • 2018 アレクサンドル・ジュニア
  • 2017 ローハン・デニス
  • 2016 トマ・ヴォクレール

南仏とはいいますが、この時期は普通に寒そうです。

3月のパリニースでも寒いし

第1ステージ:アラフィリップが逃げて、バッレリーニが勝利

後半、アルカンシェルのアラフィリップがアタック! こういうところ、やっぱりいいですね。一緒に逃げたのはチッコーネ、モスコン。

丘陵ステージでアラフィリップ向きっぽいし、ゴール前までいっちゃうんじゃない?と思いましたが、最後は集団に吸収。

しかし。

ドゥクーニンク・クイックステップのトレインを先頭で引っ張るアラフィリップ。そしてスプリント本命のデマールをさして、ドゥクーニンクのダヴィデ・バッレリーニが勝利!

全体的にドゥクーニンク劇場でした。

第2ステージ:強さの証明!バッレリーニが2勝目

なんかもう強かったですね。登り基調のゴールスプリントでぶっちぎりました。昨年アスタナからドゥクーニンクに移籍した26歳イタリア人スプリンター。

この日バッレリーニが着用したモンドリアンカラージャージ

HP見たら「強くて汎用的」と書かれてました。好きなレースはパリ〜ルーベ。色んな可能性を感じますね。

終始雨で、ゴール手前で落車が2度起こりました。転倒したアスタナのウラソフとぶつかってアラフィリップも落車。しかし、2人とも深刻な負傷はなかったようです。よかった。

第3ステージ:モンバントゥーでアラフィリップVSベルナルの場面も

山岳ステージのゴール前でベルナルとアラフィリップが争う場面がありました!アラフィリップはいつも絡んでるけど(えらい)… ベルナル。

昨年のツールをリタイヤしてから、レースに(多分)出場していなかったベルナル。背中の痛みが結構深刻みたいですね。しかし今回は、アラフィリップを振り切って、ステージ2位。

ステージ勝利は、5km手前で飛び出していたイネオスのイヴァン・ソーサ。ぶっちぎりでした。もともと、この日はソーサかベルナルで行く、ということになっていたそうです。

ソーサはベルナルと同じコロンビア出身、同い年の23歳で親友。今年はワールドツアーの初勝利に向けて期待大です。

第4ステージ:スプリントでバッレリーニをさしたバウハウス

クレルモン=フェランのTGVこと、ドゥクーニンク・クイックステップのレミ・カヴァニャ。今年も早速見ることができました。しかも、この日の解説、栗村修さんによると「ペーシングが上手い選手の後ろだと全然疲れない」とのこと。「これがワゴンRだったら大変」とも言ってました。

というわけで、カヴァニャの牽きもあって順当に逃げを吸収してのゴール前。クイックステップの発射台はおなじみのスティバル。バッレリーニ3勝目来るか!?と思いました。

しかし、接戦を制したのはバーレーン・ヴィクトリアスのフィル・バウハウス。26歳のドイツ人スプリンター。スプリンターも世代交代きてるな。

総合優勝はイヴァン・ソーサ! テンション上がってきた(私の)

総合優勝はイヴァン・ソーサ、2位アラフィリップ、3位ベルナルという結果でした。(4位はバーレーンのワウト・プールス)

今年はいくつかのレースがキャンセルになり、例年より豪華な顔ぶれだったらしい。たしかに。4日間のステージレース、見応えありました!

この後、スペインではクラシカ・アルメリア(というか今やってる)、今週末はUAEツアーが始まります。

しかも。

なんか、JSportsで週明けにゲッチャリの特番があるみたいですね!!!!!!!ジロジロ見てしまいそうです。

楽しみです!

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