「お花畑に行きたい♪」と言い続けてきた末っ子を、ようやくお花畑のある公園に連れて行くことができました。花畑はすでに丸坊主でしたが、紅葉が綺麗でした。A田です。
もう2019年も残り1カ月あまり。
オリンピックイヤーでもある2020年のことを考えると、ドキドキしてきます。
というわけで、ロードレース2020年の(個人的)大予想を記事にしていきたいと思います。
第1弾はトム・デュムランです!
夏前に2019シーズンを終えたトム・デュムラン
5月のジロ・デ・イタリア序盤で落車に巻き込まれ、負傷によりリタイヤしたトム・デュムラン。
詳しくはこちらの記事
ツール・ド・フランスの前哨戦、6月のクリテリウム・デュ・ドーフィネには出場したものの、前半でリタイヤ。
ツール前の調整かな? と思っていたら、ツールもスキップ。
そして8月には移籍が発表され、ブエルタ出場の話もなくシーズン終了となったのでした。
8年所属したサンウェブを去ることに
スキルシマノ、ジャイアントシマノ、ジャイアントアルペシン、チーム・サンウェブとチーム名は変わってきましたが、8年間、サンウェブとともに成長してきた感があります。
デュムランの8年間のキャリアのなかで、際立つのはやはり、2017年のジロ・デ・イタリアの総合優勝ですよね。
これの2年前の2015年のブエルタ・ア・エスパーニャでは、最終局面まで首位だったデュムランが山で丸裸になって、アスタナのファビオ・アルに敗れています。
その後、総合系として才能を開花させたデュムランを軸に、チームもまたグランツールを戦えるように進化したと言っていいんじゃないでしょうか。
そりゃ、まだ足りないところはあるのかもしれないけど…
2015年ブエルタのことを書いた記事
そんな8年間の後、移籍を決めたデュムラン。行き先はユンボ・ヴィズマでした。
「イネオスみたいにグランツールで勝てるチームになる」
ちなみに、前述の2015年ブエルタでは、有力な山岳アシストがいないデュムランを、ロットNLユンボ(現ユンボ・ヴィズマ)がサポートする、という話も出ました。多分本当に助けたんでしょう(そういう動きは序盤だっただろうから、私は見てないのですが)。
しかも、そもそもデュムランはシマノ(現サンウェブ)の前に、ユンボの前身のラボバンクに所属していたのでした。
そんな、縁のあるユンボ・ヴィズマですが、デュムランが移籍してどのように変化するのでしょうか?
上のリンク先の記事には「デュムランとログリッチェとクライスヴァイクが協力して、イネオスのようなグランツールで勝てるチームになる」というようなことが書いてありました。
なるほど?
今年のブエルタでグラン・ツール初優勝を遂げたこの人、プリモシュ・ログリッチェと
今年のツールで3位の表彰台にのった、ベテラングラン・ツールレーサー、シュテーフェン・クライスヴァイク。
デュムランがンボに移籍すると聞いたときは、てっきり、次(2021年)はログリッチェが新天地へ旅立つんだろうと思いましたが。
クリス・フルーム、ゲラント・トーマス、エガン・ベルナルと3人のツール総合優勝経験者をそろえるイネオスみたいになる、と。
そのほうが夢がある! 絶対なってほしいですね!!
デュムランがジロ・デ・イタリアを走ると思う
ともかく、デュムラン。オランダつながりでチーム内に知り合いも多いだろうし、軽く馴染んじゃうんでしょうね。
軽っ
↑こんな感じで。
しかし、ユンボ・ヴィズマ3人のグランツール・ライダーが、2020年何をどう走るのでしょうか? ブエルタの中継でもしばしばこの話題になっていました。
私が思うには、2018年のツール・ド・フランスでは2位だったデュムランですが、もともとツールにそんなにモチベーションを持ってない気がするんです。
しかも2019年は、難易度が高いといわれる山岳が例年よりいっぱいらしい。それよりも、個人タイムトライアルが短いながらも3つあるジロ・デ・イタリアを狙ってくるんじゃないかと思うんです。
ツールは、ログリッチェとクライスヴァイクのダブルエースで走ると。
で、オリンピックには…デュムランがタイムトライアルに本気で行く、と。オランダの選考がどうなってるのかは分かりませんが。で、ログリッチェも本気で行く、と。
うーん…クライスヴァイクがツールのエースかな?
で、一番調子のいい人が、ブエルタに行く、と。
というのが2020年までのシナリオで。
結局ログリッチェもまた次のステージに旅立つのでは
2021年、どうなりますかね~? デュムランとログリッチェ、一緒にガンガン走ってツール獲りにいきますかね~?
デビューが遅く、デュムランよりひとつ年上のログリッチェ。まだまだエースとして、成長途上だと思うんですよね。
スキージャンプから転向したログリッチェの異色の経歴
オランダ人ライダーのデュムランにチームが傾いていって、今度はログリッチェが2020年の戦績を引っ提げて、絶対的エースとして君臨すべく別のチームに移籍していくのかもなあ、と…。
クライスヴァイクは、もう一回ツールの表彰台にあがって、それで…移籍かな?
とにかく2020年は、ユンボ・ヴィズマの新時代の幕開け!
デュムランを獲得するからには、デュムランと新時代を始める覚悟があるのだろうと思います。
その後どうなるかはわかりませんが、とにかく2020年のトリプルエース体制。
その後もそのままだったりして。
開けてみなければわからない展開。
どちらにしても、楽しみです!