2月になりました。2月は逃げる、と言います。って、毎年言っているような気がしますが。この時期はあっという間に過ぎていきます。A田です。
今日からJ SPORTSの今季初ロードレース中継、ツール・ド・ラ・プロヴァンスが始まります。が、その前に、言及しておかねばなりますまい。はあ…
アレハンドロ・バルベルデ、今シーズン限りで引退
ま、これはわかってたことですね。ショックの少ない方から書いていきたいと思います。
今年41歳になるアレハンドロ・バルベルデ。ついに今年いっぱいで引退すると発表されました。
もともと、2020年のオリンピックイヤーをもって引退と発表していました。新型コロナによってバルベルデの引退も延期になっていたわけですね。
で、東京オリンピックはどうなるでしょうかね…。
もし開催されるとして。私はロードレースは府中市近辺で観戦しようと決めています(チケットは落選)。多分、是政橋でリアルスタートを見ることに専念すると思います。
もはや期待していないのに、こうやって書いているとワクワクしてきてしまいます。やっぱり、府中にバルベルデが来るっていう希望を捨てきれないorz
こうなってくると、バルベルデを間近に見ることができた3年前のさいたまクリテリウム、行っておいてよかったなと。スタート前、ステージ正面に陣取った自分と隣で我慢して待ってた息子を褒めてやりたいと思います。
ちなみに第5子が生まれたみたいですね
インスタにしばしば家族の写真をあげてくれるバルベルデ。男の子3人と末っ子の女の子、4人のお子さんがいます。そして昨年末には赤ちゃんがもう1人誕生しました! いやめでたい。
バルベルデは今年のグランツールでは、ミヘル・アンヘル・ロペスやエンリク・マスなど若手をサポートする立場で走る、ということです。でも、狙えるところではステージ優勝してほしいなあ。
トム・デュムランが活動休止を発表
今年1月、ユンボ・ヴィズマのトム・デュムランが、活動を休止することを発表しました。無期限です。これはショックでした。大ショックでした。
今年31歳になる、1990年黄金世代です(もう死語かも)。
昨年、古巣のサンウェブからユンボ・ヴィズマに移籍。ツールドフランスやブエルタではいい感じにアシストした場面はありましたが、年間を通してエースとして活躍できたレースはありませんでした。
2017年ジロ・デ・イタリアで総合優勝、2018年ツールドフランスで総合表彰台2位に上ったことがあるという点では、プリモシュ・ログリッチと同等のグラン・ツール・ライダーといって差し支えないと思ってます。
でも、そういう見方が重荷になったのかもしれません。
“I took the decision yesterday. And the team supports me in it, and it feels really good. It is really as if a backpack of a hundred kilos has slipped off my shoulders. I immediately woke up happy,” Dumoulin said in a statement released by his team.
“It feels so good that I finally took the decision to take some time for myself. That says enough. I have been feeling for quite a while that it is very difficult for me to know how to find my way as Tom Dumoulin the cyclist – with the pressure that comes with it, with the expectations of different parties.”
Tom Dumoulin’s timeout and training camp interviews – Podcast / cyclingnews.com
上記の記事のタイトルで”Timeout”となっていることが、ちょっとだけ救いではあります。
近いうちに、気軽に戻ってきてほしい。そう願うばかりです。
長瀬もジャニーズ退所するしなあ…
2019年にこのブログを始めてから
デュムランがジロで落車してリタイア。
ツールドフランス前のドーフィネで、フルームが落車して大怪我。
ティボー・ピノはツールで勝てず、エースから身を引く宣言したり。
ニバリさんは元気だけれども。
ファンとしてはわりと期待を裏切られ続けてきました。(選手が悪いと言いたいわけではないですよ)
ロード視聴人生の第一終末期
てことでしょうか。
私がロードを見始めたのは2013年、フルームがツールドフランスで初めて総合優勝した年でした。
それから8年。
ど真ん中で活躍した世代が歳を取り、若手だった世代が紆余曲折し、こうしてひと区切りついていくんだなー、と。
そして自分、今の流れにまだついていけていません。アラフィリップやイェーツ兄弟のことも内心まだ若手だと思ってます。で、もっと若者に着目してシフトしていかないとな、と思うのですが…
30代後半の選手たちが走ってる以上、今年もそこにしがみついてロード視聴していくしかないかな。うん。
2021年シーズン、楽しみです!