年度始めですね。子ども関係の役員立候補計画、向こう2年分を策定中のA田です。
昨日は、フランドル・クラシック5連戦の締めくくり。「ロンド・ファン・フラーンデレン(Ronde Van Vlaanderen:RVV)」が、DAZNで最初から最後まで完全ライブ配信でしたね。
私も17時半から流し、21時頃から本格的に視聴。ラスト15kmあたりで末っ子が起きてしまうトラブルもありましたが、なんとか最後まで見ることができました。
というわけで、「ロンド・ファン・フラーンデレン」のレースレポートです。
フランドル・クラシックについてはこちらの記事もどうぞ
ロンド・ファン・フラーンデレン(RVV)急坂と石畳の「クラシックの王様」
ミラノ~サンレモやパリ~ルーベと並ぶ「モニュメント」のひとつ、ロンド・ファン・フラーンデレン(ツール・ド・フランドル:仏語)。「クラシックの王様」との異名を持つこのレース、近年はアントウェルヘン(アントワープ)スタートが続いています。アウデナールデまでの270km。
コースレイアウト、「フランドル・クラシック」開催の4レースが同じ様式ですが、山と石畳のアイコンがわかりやすくて可愛いですよね!
勝負所は多々あれど、今回覚えたいのは3回出てきた「オウデ・クワレモント(Oude Kwardmont)」ですね。コースレイアウトでいうNo.1、10、16の山で、1500mの石畳を伴います。さらにNo.10、16ではすぐ後にパテルベルグ(Paterberg)という急坂があり「ここが厳しい」と解説の別府さんも言っていました。
蛇足ですが、オランダ語で「オウデ(Oude)」が「古い、旧」といった意味なので、「オウデ・クワレモント」は「クワレモント旧市街区」といったところでしょうかね。
落車でテルプストラがリタイヤ、ファンデルポールは…
前半は4名から3名の逃げ。追う集団は「脚の削りあい」で徐々に人数を減らしていきます。
序盤の落車で脳震盪(のうしんとう)を起こし、立ち上がれないディレクト・エネルジーのニキ・テルプストラの姿がありました。
昨年は地元ベルギーチーム、クイックステップでこのレースの覇者となったテルプストラ。チームの編成上の色々から移籍となり、今年は新天地で「クラシックの勝利を誓う」と言っていたそうですが… この後のパリ~ルーベも欠場になりました。でも、ツール・ド・フランスの出場も決まった同チーム(ディレクト・エネルジーはコンチネンタルチームなのでツールへの出場は毎年未定)。ツールでの活躍を期待したいですね。
さらに、フランドル・クラシック4戦目「ドワルス・ドール・フランデレン」で優勝した、マチュー・ファンデルポールが落車。
ファンデルポールがこの後、集団に復帰し、ゴール前でもスプリントして4位に入っていました。このトラブルがなければよもや… 解説の宮澤さんも「マチュー!???」と叫んでいました。
最後のオウデ・クワレモントでベッティオールがアタック
逃げまでの差を詰めつつ、アタック合戦を繰り広げるメイン集団。消耗戦です。
そして、No.16のオウデ・クワレモントでEF・エデュケーションファーストのベッティオールがアタック。そのままパデルベルグを越えて疾走。
ヴァン・アーヴェルマート、ユンゲルス、サガン、バルベルデ、ファンデルポールなど優勝候補がアタック、追走をかけますが、EFチームメイトの援護もあり決まらず。逃げ切りゴールを決めました!
実況を二度聞きしてしまいましたがベッティオール、なんと「プロ初勝利」!
パテルベルグからフィニッシュまで、間違いなく人生で最も長い14kmだった。ラジオから聞こえてくるのは監督から『とにかく全力で踏め』という言葉。振り返らなかった。(後続集団内の)ラングフェルドも『ここにいる選手は全員疲れ切っている』と伝えてくれた。緩い追い風が吹いていたけど、フィニッシュラインが永遠にやってこないのかと思ったよ。今でも勝ったことを信じられないし、今ここで何をしているのか、何を話しているのかも実感がない
cyclowired.jp「クワレモントで鮮烈なアタック 17kmを独走したベッティオルがロンドでプロ初勝利 」
ストレートに勝負の様子が伝わってきて、泣けます。
今後の活躍に期待! アルベルト・ベッティオール
アルベルト・ベッティオールはイタリア出身の25歳。2014年にEF・エデュケーションファーストの前身キャノンデール入りでプロデビュー。チームの存続危機もあり2018年はBMCに移籍しました。
もともとジュニアのT.T.世界選手権を勝ったこともあるベッティオール。T.T.の強いBMCでの活躍に期待がかかりましたが、昨年のこのレースで落車。続くクラシック・レースでも落車し、鎖骨を骨折。さらにシーズン後半にも鎖骨を骨折してしまいます。しかもBMCは2018をもって解散。2019、古巣のEF・エデュケーションに戻ります。
その今シーズンはティレーノ~アドリアティコの第7ステージ個人T.T.で2位、総合11位。フランドル・クラシック2戦目のビンクバンク・クラシックでは4位と好調だったのです。そこにきての、RVV勝利。
これからいっぱい活躍してくれそうですね!
楽しみです!!