エア・デ・イタリアどうだった?全ステージ結果一覧と感想

子供たちの小学校分散登校、保育園登園が始まって1週間あまりが経ちました。ひとりになれる時間(=勤務時間)がある! このまま新型コロナ収束していくことを切に願います。A田です。

さて、5月9日に開幕したエア・デ・イタリア。3週間の日程を終え、先日グランドフィナーレを迎えました。

そして、エア・ド・スイスも始まってしまいましたが…

エア・デ・イタリア、全ステージのエア結果感想をまとめました。

大人の番組なエア・デ・イタリア

長くJ SPORTSオンデマンド民だった私ですが、昨秋に成り行きでテレビに切り替えました。しかし、ウチのテレビ視聴決定権は基本的に子供たちが握っているわけで、レースは録画してもなかなか観られません。

しかし息子は、録画リストにJSPORTSがあって私が近くにいると、無言で再生してくれたりします。そして一緒にレースを見たりするのですが…

ロードレースというよりママが好きな息子

しかし、再生されたのがエア・デ・イタリアだと、息子に対して申し訳ない気持ちになりますね。なんか、ごめん。大人の番組でごめん、と。

息子は、知っている選手の名前が出ると「ああ!」と反応していました。が、どっちみち3歳末っ子が騒ぐ環境で視聴するのは無理。聞き逃したらわからなくなっちゃうもん…

感想:シナリオとライブのせめぎ合い

この番組をひと言でいうと、こういうことになるでしょうか。

基本は「ゲッチャリ」と同じ、ライブ感を重視したレース振り返りトーク番組。ただし、レース結果が想像に基づく「エア結果(リザルト)」。

スポーツに筋書きというものは存在しませんが、エア結果は存在したわけです。

エア結果

「解答(=エア結果)」の存在が生み出す緊張

しかし、エア結果をもとに予定調和的に台本を進めるだけでは面白くならない。そこで、解説陣が「エア結果」、つまり用意されている順位表を知らずに解説することで「ライブ感」を担保した、ということだと思います。

まあたしかに、そこにドキドキしました。

Air giro,エアデイタリア

解説がずばり結果を言い当てていたりすると「おお!」ってなるし。でもエア結果と解説者の思惑が噛み合わないと、なんだかな…ってなる。なんでこんな空気をわざわざ体験してるんだ私、と思った瞬間もありました。

逆かと思った

私が当初「エア・デ・イタリア」と聞いて想像していたのは、解説陣が自由にエア解説をして、そうした掛け合いからレース結果が出来上がっていくというものでした。ダーッと各ステージ毎にトークして、「我らワールド」的にまとめが出るのかな、と。

しかし、そんなユルユルでは、3週間もあるグランツールがどう転がってしまうかわからないし、ビジュアルも差し込めないし? 収録と編集の関係もあったことでしょう。

仕方ないとはいえ、もっと無責任…もとい自由な「俺のエア・ジロ」も見たかったな〜。

そうしたら、サガンも勝てたかもしれない…

エア・デ・イタリアの全ステージ結果一覧

エア結果は以下のようになりました。合ってないところがあるかもしれません。そしたらすみません…

Stgコースなど優勝総合順位
1ハンガリー
I.T.T. 8.6km
エヴェネプール
2ハンガリー
平坦 195km
ヴィヴィアーニ
3ハンガリー
平坦 204km
デマール
4シチリア
山岳 136km
ウリッシ1.エヴェネプール
2.デニス
3.シャフマン
5シチリア
山岳150km
フルサン1.フルサン
2.イエーツ
3.ザカリン
6シチリア
丘陵 138km
コルブレッリ1.フルサン
2.イエーツ
3.ザカリン
7山岳 223kmべヴィラクア1.フルサン
2.イエーツ
3.ザカリン
8平坦 239kmフルーネウェーヘン1.フルサン
2.イエーツ
3.ザカリン
9山岳あり 198kmヤコブセン1.フルサン
2.イエーツ
3.ザカリン
10平坦 212kmカンペナールツ1.フルサン
2.イエーツ
3.シャフマン
11平坦 181kmユアン1.フルサン
2.イエーツ
3.シャフマン
12丘陵 205kmヴィスコンティ1.フルサン
2.イエーツ
3.シャフマン
13平坦 190km1.フルサン
2.イエーツ
3.しゃふまん
1.フルサン
2.イエーツ
3.シャフマン
14I.T.T 33.7kmカンペナールツ1.エヴェネプール
2.フルサン
3.イエーツ
15山岳 183kmバルデ1.イエーツ
2.ニバリ
3.ケルデルマン
16丘陵 228kmデヘント1.イエーツ
2.ニバリ
3.ケルデルマン
17山岳 202km ニバリ1.イエーツ
2.ニバリ
3.カラパス
18チマ・コッピ
山岳 209km
マスナダ1.イエーツ
2.ニバリ
3.カラパス
19平坦 251kmニッツォーロ1.イエーツ
2.ニバリ
3.カラパス
20山岳 200kmイエーツ1.イエーツ
2.ニバリ
3.カラパス
21I.T.T. 16.5kmデニス1.イエーツ
2.ニバリ
3.カラパス

総合優勝は、サイモン・イエーツ! 2018年のブエルタに次いで2度目のグラン・ツール総合優勝〜。

4賞は、ポイント賞がニッツォーロ、山岳賞がマスナダ、新人賞がエヴェネプール。

私の脳内ではニバリが逆転優勝したけど

あとチッコーネが2回くらいステージとった。トルークも勝った。バルデは総合表彰台にいた気がする。

結局こういうことですよね。

J君はJ君のエア・ジロを見せてくれた。そして見る人の数だけ、エア・ジロはある… のかなあ?

エア・ド・スイスも見て、エアの道をもう少し探求したいと思います。

楽しみです!

Air giro,エアデイタリア
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