こんにちは、A田A子です。
さて、昨日のツアー・ダウンアンダー第2ステージをJ SPORTSで視聴したレポートです。
第1ステージに続いて第2ステージも暑さによりコースが短縮され、149kmから122.1kmになりました。平坦ですが、ひとつ山岳ポイントの設定があり、ラストは上り基調というコースです。
飯田アニキが南オーストラリアのプレゼンテーションを強力にアシスト
解説はおなじみ、アニキこと飯島誠さん、実況は谷口広明さん。
「いや~、オーストラリアはほんっっとに食べ物がおいしいんですよね~」とアニキ。
シーフード、オージービーフ、コーヒー、 ワイン。取り立てて具体的なメニューや描写があるわけでもないのに、アニキの「おいしいんですよ~」には謎の説得力があります。それはきっと真実だからでしょう。
途中、世界的なワインの生産地であるバロッサ・バレーを通り抜けるシーンもあり、なんかもう、行きたくなりました。南オーストラリア。
ただでさえ、プレゼンテーションが上手なんですよ。ツアー・ダウンアンダー。
レース中継のあいだにも、おしゃれな観光映像がはさまれるし。コース周辺にいる野生のコアラとかカンガルーの生映像が流れるし。ゴール後には、レース会場で食べたり飲んだりする観客が楽しそうで、楽しそうで。
ゴール後にはさらに、レース前に選手にインタビューした映像も流れるのですが、それもいつになく和やかな雰囲気なんですよ。
これは、来年は現地観戦かなー!? なーんてね。本気です。
ゴール手前で落車発生! 前方にいた小集団から抜け出したのは?
残り1kmを切り、各チーム集団スプリントの体勢に入った矢先、大規模な落車が発生。飛び出したL.L.サンチェスのスプリットに入って追い抜き、加速するカレブ・ユアンやピーター・サガンを振り切ってゴールしたチーム・CCCの選手。
「誰?」「誰だ!?」
叫ぶ解説と実況。こういうことは、ままありますね。
同じニュージーランド出身の選手が祝福している様子が決定打となり、勝ったのはパトリック・ベヴィン、と特定に至りました。
英語ではどうかな? 動画で確認をどうぞ。
CCCチームとは? 新BMC、もとい、オレンジジャージの新生チーム
CCC ProTeamは2019年に発足したUCIプロチームで、ポーランドのチームです。日本での呼び方は「ツェツェツェ」となるか、「シーシーシー」となるか、今後の展開待ちでしょうか。
BMCの後身のチームです。スポンサーが撤退したBMCですが、代わってポーランドのシューズ・バッグ製造ブランドCCCがタイトルスポンサーにつきました。マネージャーやスタッフなどはそのまま。
ただ、多くの選手が他チームに移籍したこともあり、16名が新規加入。しかも大部分がプロコンチネンタルチームからの加入だそうです。エースはBMCから残留するヴァンアーヴェルマート、ゲシュケやテンダム、マレツコの加入もありましたが、「新生」という印象が強いです。すごく応援したくなります。
ベヴィンは何者? ニュージーランド選手権T.T.チャンピオン
ニュージーランド出身の27歳。直前にあったニュージーランド選手権のタイムトライアル(T.T.)で優勝しています。昨年のUCI世界選手権のT.T.では8位。昨年ツール・ド・フランスのチーム・タイムトライアルでのBMCの優勝にも貢献したそうです。
今回のステージで、スプリント力のあるところも見せつけました。新生チームの新星登場です。
「スタートの時点で自分を優勝候補に挙げていた人はまずいないと思う」
cyclowired.jpより「ユアンやサガンを下したベヴィンがCCCに初勝利とリーダージャージをもたらす」
そう語るベヴィンですが、言葉の裏には自信が見え隠れ・・・なんて、すみません。実はここ、後日編集して書いています。リーダージャージを着た新星ベヴィンの進退やいかに!?
第3ステージも楽しみです!