息子が、誕生日パーティーのご馳走はラーメンがいいと言い張ります。A田です。
UAEツアー5日目のDAZN配信で、解説のマルコ・ファヴァロさんと別府始さんが、2019年のチームジャージについて話していました。
「赤が多い」「無難なデザインが多い」など今年の傾向に触れたのち、AG2Rモンディアルのジャージに話が及びました。
AG2Rモンディアルの茶色って…
※会話は大筋を再現しております。実際のコメントとは異なりますがご了承ください
マ「ええ、AG2Rのジャージは私がいつも酷評しています。古ぼけた地方空港のカーペットを思わせるとか…」
別「私はいいと思うんですけどね~、茶色がいいんですよ」
マ「茶色がダメです」
別府さんにかぶせて茶色がだめだとキッパリ言い切ったマルコさん。スカイブルー、茶、白という配色がありえないそうです。
マルコさんの酷評というのは「Cyclist」の連載での話。毎年ワールドチームのジャージのファッションチェックをされているんですね。
さすが、ファッションの国イタリアの方だけあります。審査基準もはっきりしているし、表現も的確で、2014年ころまでさかのぼって読んでしまいました。
マルコさんの記事はこちら→マルコの辛口ファッションチェック ワールドチームの2019年デザインは「無難な年に?」
辛辣だから面白い!“マルコの辛口ファッションチェック”
たとえば、チーム・サンウェブは「いつまでトラックにひかれ続けるのか」。デザインを一新した今年は「よだれかけ」に…ヒドイ。
ちょっと前のキャノンデールは「よい子のパジャマ」、ディメンションデータは「どうみても手抜き」、ついに今年は「予算がなかったので賞」をもらう始末。
そしてAG2Rは…
昨年からメインスポンサーのカラーである茶色、白と水色の配置を大胆に変え、古ぼけた地方空港のカーペットの匂いが漂うデザインから、見事なバランスにたどり着いたAG2Rラモンディアル(フランス) 。
マルコの辛口ファッションチェック ワールドチームの2019年デザインは「無難な年に?」
60点とぎりぎり合格点をもらえていました。でも、やっぱりヒドイ…
うちの子は、AG2Rの茶色&水色ジャージが大好きです
私はAG2Rのあの配色のジャージにはひときわ思い入れがあります。
私が自転車ロードレースを見始めたころ、うちの息子(当時2歳)がAG2Rのジャージが大好きだったのです。唐突ですが、その様子をマンガにしてみたのでご覧ください。
口にしまりがなかった息子。「う」「お」といった、口をすぼめる発音ができませんでした。
「ぼくの赤いびーし!」などかなり話せるようになってからも、トホホな発語ぶりでした。というか、小学生になった今もちょっと言語不明瞭なところがあります。
そんな息子ですが…
AG2Rだけは、しっかり言えたんですよね。テレビでAG2Rジャージを見つけるたびに「あーじぇーどぅぜーるだ!」と大きな声で言っていました。
小学生になった今も、AG2Rのファンです。イイハナシデショ
子どもが大好きになってしまう魅力が、茶色×水色ジャージにはあるんだと思います! 変わってほしくない配色のひとつです。
マルコさん2019ベストジャージに同意! 黒のSkyが戻ってきた
さて、2019ジャージに話を戻します。
マルコさんの1位は、Skyのジャージでした。「100点満点を超えて、110点をあげたいぐらい」という高評価。私も完全に同意です!
もうひとつあげるなら、私はトレック・セガフレードです。今年多い赤基調ですがすっきりしていて、集団のなかで見つけやすい!「セガフレード感」増し増しなのも、セガフレードのコーヒーに慣れ親しんだ身には嬉しいです。西武新宿、品川のセガフレドにはお世話になりました…
それと、バーレーン・メリダについてのマルコさんの解釈には、同意したいですね。BMCが好きだったからかもしれません。
バーレーン・メリダの背中のデザインが解体されたばかりのチームBMCを連想させます。ローハン・デニス、ダミアーノ・カルーゾ、ディラン・トゥーンスがBMCから移籍してきたことを歓迎しているかのように見えます。真相は気になりますが、とても良いデザインです。
マルコの辛口ファッションチェック ワールドチームの2019年デザインは「無難な年に?」
これから2019年のシーズンが進むにつれ、各チームのジャージを見る時間もどんどん増えますよね。好きなジャージ、気になるジャージ、笑えるジャージ?
まずは今夜、ストラーデ・ビアンケでたっぷり見たいと思います。
楽しみです!