インフルエンザの再流行におびえるA田です。
2月20日から、UCIヨーロッパツアー(カテゴリH2)※のレース、ブエルタ・ア・アンダルシアが始まります。
※UCIが規定するヨーロッパ地域の
「アンダルシア一周」とも呼ばれていましたよね。“Vuelta”が一周という意味なんですね。スペイン南部アンダルシア地方を巡る5日間のステージレースです。
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通称「ルタ・デル・ソル=太陽の道」。グラン・ツールにつながるレース
通称は「ルタ・デル・ソル(Ruta del Sol)=太陽の道」。アンダルシア地方マラガにある「コスタ・デル・ソル(Costa del Sol)=太陽海岸」にちなんでそう呼ばれているそうです。
どうですか。
2月の日本で感染症に怯えて生きる私には、魅惑的過ぎます。
ロケーションがヨーロッパだし、暖かいし、山もあるし? これがシーズン初のレースという選手もたくさんいます。スペインで合宿してそのまま出場、というチームも多いのだとか。
昨年、一昨年はチーム・スカイのフルームも出場しており(一昨年は総合優勝)、グラン・ツールにつながるレースという位置づけにあるようです。タイムトライアルあり、激坂あり、登れて独走力がある選手向きみたい。
そして、例のあの人が勝ちまくっているレースのひとつでもあります。
バルベルデが勝ちすぎて殿堂入り? 歴代優勝者
過去5年の優勝者を見てみましょう。
2014 | アレハンドロ・バルベルデ | スペイン | モビスター |
2015 | クリス・フルーム | イギリス | スカイ |
2016 | アレハンドロ・バルベルデ | スペイン | モビスター |
2017 | アレハンドロ・バルベルデ | スペイン | モビスター |
2018 | ティム・ウェレンス | ベルギー | ロット・ソウダル |
優勝年/優勝者/国籍/チーム
2013、2012もバルベルデが勝っています。
が、今年、バルベルデはこのレースに出場しません。「勝ちすぎてるし、もういいんじゃない」なんていわれていますね。
実際の理由は、バルベルデは2月24日からのUAEツアーに出るからでしょう。こちらはUCIワールドツアーでカテゴリも上。しかも前身のアブダビ・ツアーでバルベルデ優勝してますしね。
注目選手は? ティム・ウェレンス、LLサンチェス、チャベス…
前回優勝者のティム・ウェレンスに注目が集まります。27歳、グラン・ツールでもおなじみで区間優勝も複数回あげています。私は勝手にもっとベテランだと思っていました。これからが楽しみですね。
そして、アスタナのルイス・レオン(L.L.)・サンチェス。この直前、同じスペイン国内の
2日間のステージレース、「ブエルタ・ア・ムルシア」でバルベルデを下して優勝しています。
ちなみにこのアスタナ、今年はフグルサング、ヨン・イザギレ、ビルバオなど錚々たる面子をそろえて参戦しています。
ミッチェルトン・スコットはイェーツ兄弟、チャベスの3人エース体制。ロットNLのクライスヴァイクなど、グラン・ツールレーサーの競演といったところでしょうか!
楽しみです!